
ここのところ、マンガ不買運動、お財布保護活動してるTAMAですけど、誘惑とは誠に恐ろしいもので…
マンガを買わなくなった分、他の書籍に消費の矛先が向いてる気がします。
そんなわけで「狼と香辛料〈12)」を購入、そして読了。
自分が集めている数少ないラノベですが、やはり他のラノベとは一線を画しているような気がします。
ということで読了レビューっぽい考察など。
まずはじめに思ったことは、進展少ないです。前巻はサイドストーリーですが今巻もそんな感じが否めない。
しかし話の根底自体には話を大きく動かすキーを背負っているので、13巻に期待したいところです。
どこかの巻で作者の支倉 凍砂さんが今後はロレンスを格好良くしてくよ!とおっしゃってたのですが、今巻でそれらしくなってきたのか要所要所でロレンスさんが渋いです。
ただ残念ながら取引の話でロレンスさんがキラリと光る部分は少ないです。最近本業忘れがちですね。
また新キャラとして銀細工師フランが登場、エーブ以来の厄介さを見せてくれますが、最後になるにつれ地の顔が出て行き年相応の少女になっていた時にはなんだか可愛いキャラになってました。軍師おでこ萌え。
今回の話のあらすじとしては、北の地図を入手するために、銀細工師フランを引き連れてとある村に伝説を探しに行く話となりますが、今まで以上に空間描写と心理描写に磨きがかかっていて、読んでる間は完璧に物語の世界の中にのめり込むことができます。
これが他のラノベと一線を画している理由だと思いますが、何より読んでいて気持ちいいですね。読後の喪失感みたいな物もありますがw
滅茶苦茶私的な話ですが、個人的に景山民雄さんのようなのめり込み方。
わからないですね、はい。
で、少々参考にならないことを真面目に書きますと。
ここら辺になって人ならざる者の登場が増えてきて、作中にも人と人ならざる者の時間軸について触れてくることが目立ってきたように思います。
ホロとロレンスの夫婦のような展開になれた読者側に再度生き方の違いという現実を突きつけているといった具合でしょうか。
同時に、神であった物や、神聖なる物が風化し、色あせ、忘れられる。そういったことにも話の節々で目を向けられているような気がします。
そんな巻でした。
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狼と香辛料〈12〉 (電撃文庫) アスキーメディアワークス 2009-08-10 by G-Tools |
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